鴻巣の家
部分断熱リフォーム
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物件工事概要
- 築年数
- 築36年
- 構造
- 木造2階建
- 延床面積
- 94.70㎡
- 改修面積
- LDK(27.63㎡)
- 総予算
- 500万(税込)
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改修工事内容
- 性能
- 断熱等級無等級→7へ改修、気密性能計測不可→C値0.4へ改修
- サッシ
- アルミ単板ガラス→樹脂サッシトリプルガラスへ交換
- 床
- 低性能発砲断熱45mm→ネオマフォーム厚45mm+厚45mm 計90mm
- 外周壁
- 充填断熱高性能GW16K厚105mm+内付加断熱ネオマフォーム厚30mm
- 界壁
- 充填高性能GW16K厚105mm
- 天井
- 吹込GW10K 厚300mm
- 気密工事
- 床下地合板気密―壁室内側防湿シート気密―天井調湿シート気密、室内建具は靴摺を設置
- 換気
- 壁掛熱交換型換気設備(パナソニックIAQ-V)
- エアコン
- 既存壁掛エアコン14帖用
- キッチン
- 本体:既存利用
台所レンジフード:排気電動シャッター取付、同時給排気取付、パスカルダンパー取付、パスカルダンパーは廊下より給気とした。 - 造作家具
- TV台、ダイニング前の棚付きカウンター、収納付きソファー、オットマン、パントリー
- 内装
- 床:さいたま県産杉、壁:エッグクロス、天井:栂の羽目板
- 外構
- 小さな景色を植栽にて作成
事前調査
各部屋と床下小屋裏天井裏を調査します。その後温熱環境を整えるための施工方法を考え工事を開始します。
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事前調査小屋裏
事前調査床下
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部分断熱工事は既存部分がほとんどとなるため念入りに養生します。
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既存建物LDKのスケルトン解体を行います。
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床下断熱工事を行います。熱橋をなくすため2層に分けて根太下にも張ります。 -
廊下との間仕切り界壁の断熱工事。
廊下との縁を完全に切ります。 -
外壁側に断熱材を新規にいれます。
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壁には防湿シートを貼り防湿気密化施工します。
天井には調湿シートにて防湿気密化工事を行い結露対策を行います。 -
サッシ取付後の全景床壁天井の構造がすべて見えます。
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壁付加断熱工事の終了。
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天井に吹込断熱を行います。最後にシートを組みなおし終了。 -
外部サッシ取付後隙間を防火構造を確保するためモルタル補修します。
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サッシを取り換えた部分には通気構造にて県産杉の羽目板を張ります。
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すべての断熱気密工事が終了したら気密測定です。
0.5以下となるようにします。
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工事前(外気温度はおよそ5℃)
施工前の壁の表面温度は10℃~18℃でムラだらけ
工事後(外気温度はおよそ5℃)
施工後は18~20℃前後でムラがないので単色になりました。
高断熱特有のサーモ写真ですね。もちろん体感はそれ以上に違いを感じます。
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Before
After
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Before
After
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Before
After
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Before
After
部分断熱リフォームは廊下や個室は寒いままです。
皆様おっしゃいます。とても冬暖かくて夏涼しい特別な空間をつくると不思議と廊下や個室など暑くて寒い空間に出たくなる。
なぜなら寒く暑くなったらまたこの快適な空間に戻ればいいから。寒い空間だけの新築ならゆめけんは部分断熱リフォームをお勧めします。